社交不安改善コラム

対人恐怖症克服記154 起業ニート編4 パワー系講座にアイドルがいてテンションがあがる

 

 

引きこもりから起業ニートになった私は、コミュニケーション講座を創るという目標を立てました。事業資金は400万円でした。まずは業界研究のため、有象無象の講座を片っぱしから受講することにしました。

 

心のブレーキを外す!

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という煽り広告を見つけた私は、5万円の研修費を払い、ワンデーセミナーに参加することにしました。

 

 

セミナー会場の様子

 

 

会場は新宿の雑居ビルの一室でした。会場に入ると30歳前後の女性が受付をしてくれました。

受付の女性は変わった雰囲気はなく、派手でもなく、地味でもなく、ごく普通の女性でした。ただ、どことなく目の焦点があっていないような雰囲気がありました。

 

受付を終えた私は、ドキドキしながら会場入りしました。

会場は小さな会議室ぐらいの大きさでした。20代から30代の方、3名程度の参加者が来場していました。時間になると、最終的に5名の参加者が参加することがわかりました。

 

男性

30歳前半?メガネ サラリーマン風 おとなしく まじめそう

男性

30歳後半?浅黒いスポーツマンタイプの男性 テニスでもしていそう

女性

30歳前半?小柄な女性 少し元気がない感じ うつむている

女性

20歳前半の女性  なんでこんなところにいるの?というレベルのアイドル! 

 

以上の5名の参加者でどうもスタートする雰囲気になりました。

 

 

アイドルにくぎ付け

 

 

この時点で、私の心が、20歳のアイドルにくぎ付けだったことは言うまでもありません。

「コミュニケーション講座を創る!」という大義を瞬時に忘れ、「アイドルと仲良くなりたい!」という気持ちが圧倒的に大きくなっていきました。

 

アイドルと、講座で友達になり、デートを重ねます。最初は、お茶に誘い、次は映画、その次は、遊園地です。4回目のデートで新宿御苑の中の大きなイチョウの木の下で、

「初めて見た時から好きでした。」

という告白をすると、

「私も実はたつし君のことが好きだったの・・・」

と言われ、お付き合いをはじめるという妄想を走馬灯のようにしていると、

 

ドアがガチャっと音を立てました。すると、講師らしき人が入ってきましいた。

 

 

 

 

 

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・川島達史 1981年生まれ
・公認心理師 精神保健福祉士 心理学大学院修了
・社交不安症専門カウンセラー
・ご相談はこちらからお待ちしています
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