社交不安改善コラム

対人恐怖症克服記180 起業ニート編30 もう失敗できない

 

 

引きこもりから起業ニートになった私は、コミュニケーション講座を開講することにしたのですが、お客様が1人も集まらない状況で、400万円ためた資金が30万円近くまで減ってしまいました。

追い込まれた私は「ホームページをゼロから創る」という決意を固めたのです。

 

 

 プログラミング言語の壁

 

 

基礎設定を終え、「あ」というホームページを作った私は、情報を世界中に発信できるということが本当にすごいと感じました。

 

チラシを1000枚配ることは大変でした。

何時間も駆けずり回り、
人の目を気にしながら配らなくてはなりませんでした。

 

ですがホームページであれば、1000枚どころか100万、1000万人だって情報を発信できるのです。

ホームページであればきっと講座を必要としてくれる人に届くに違いない!そう確信した私は昼夜を問わず、ホームページ作りに没頭しました。

 

しかし、さっそくの壁が立ちはだかります。ホームページは真面目に作ると

 

HTML

CSS

 

というプログラミング言語を理解しなくてはならないのです。しかし、初心者が一から勉強するのは非常に難解なのです。なんせ1日中、こんな感じのプログラミングを行うわけです。

 
<div id=”headercontainer”>
<div id=”headerright”><!– –></div>
<div id=”logowrap”><a href=”/”><img src=”/common/sharedimg/logo_directcomm.gif” alt=”ダイレクトコミュニケーション” /></a></div>

 

それでも私はHTMLやCSSを使いながら作成を続けました。しかし、どうしてもイメージ通りに行かないのです。だんだん頭が爆発しそうになってきます。

f:id:direct-comm:20180406173113p:plain
これらの言語を使いこなしておしゃれなデザインにするのは、半年はかかると直感しました。IT系のプログラマーはこの体験もあり無条件で尊敬してしまいます。

 

 

どこでも配置モード

 

 

どうにかならないか?と試行錯誤していると、ある突破口があることがわかりました。

それは、「ホームページNINJA」に搭載されていた「どこでも配置モード」でした。どこでも配置モードでは、直感的なホームページ作りが可能でした。

 

イメージで言うと、「映画のセット作り」のようなイメージでしょうか。

内部構造はハリボテになっていてぐしゃぐしゃなのですが、見た目はそこそこ綺麗に作れるのです。これは非常に使いやすくホームページ作りが加速しました。

プロからすると邪道な作り方なのですが、私はとにかくホームページさえできれば、良かったので、この「どこでも配置モード」を多用してひたすら作成を続けました。

 

 

ホームページが出来上がる 

 

 

そうして、1ヶ月ぐらいかけて、どうにか公開できそうなホームページができあがりました。

見た目も素人が作った割にはまあまあおしゃれで、他の話し方教室に比べてあきらかに綺麗に出来上がっていました。完成した後は燃え尽きていたことを覚えています。

 

私はこのホームページをいよいよ公開することにしました。もはやこのホームページに私の人生が掛かっていることは明白でした。

 

 

ホームページがうまくいかなかったら・・・

倒産待ったなし・・・

9ヶ月近く結果が出ていない・・・

もう失敗はできない・・・頼む・・・

 

 

そう心で繰り返しました。

 

そして私は念ずるように、
「データ公開」
のボタンを押したのです。

 

 

 

 

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・川島達史 1981年生まれ
・公認心理師 精神保健福祉士 心理学大学院修了
・社交不安症専門カウンセラー
・ご相談はこちらからお待ちしています
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