引きこもりからどうにか脱出し、就職をした私は、出社初日を迎えました。配属先はなんと、社長の目の前でした!
PC丸見え
私の配属先は社長の席の目の前でした。
真後ろに1メートルに社長がいるという恐ろしい自体です。私のPCは丸見えであり、私がいまどんな仕事をしているのか丸見えになっているのです。この時点私は、面接のとき、あれだけ誇張して企画書など作ってアピールをしたことを後悔しはじめていました。
というのも部長からすれば80倍の倍率を潜り抜けた人材なのだから、それそうおうのものを見せてくれだんだろうな!というような心境なのではないかと感じたからです。その仕事をぶりを絶えず真後ろで監視されるわけです。
マジかよ・・・!!
私はノーガードでヘビー級のボクサーと対戦しなくてはならないような心境になり、面接時に大見得を切ったことを早くも後悔しはじめるのでした。
ハードル爆上げ
その後、社員が全員揃うと、部長の朝礼がはじまりました。
「今日から川島くんが出社することになりました。
面接時に30枚も企画書を創ってきてくれました!
やる気に満ちています。
将来は起業も視野に入れているようです。
みんなで頑張っていきましょう。」
とさらにハードルをMAXあげていきます。期待されることの恐ろしさを身を持って体験するのでした。
研修がはじまる
朝礼が終わると、さっそく上司の有賀さんの研修がはじまりました。この研修そのものはなんとかついて行けたのですが、社内の雰囲気がおかしいことに気が付きます。
そのおかしさは、これから「自分の立場がやばくなる」と容易に予想できるおかしさだったのです。
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・川島達史 1981年生まれ
・公認心理師 精神保健福祉士 心理学大学院修了
・社交不安症専門カウンセラー
・ご相談はこちらからお待ちしています
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