元引きこもりの私は起業をするために退職しました。
しかし4か月経っても、事業プランが見つかりません。貯金がどんどん目減りしていきます。
陰鬱な日々が続く中、私は商品を探すため(実態は現実逃避)タイへ行くことにしたのです。
タイの空港に降りると、怪しいおじさんが宿に連れて行ってくれました。
そこでおじさんは、女の子の写真を見せて、レディーマッサージを進めてきたのです!!
残念ながらNO
私は、タイの女の子との体と体のダイレクトコミュニケーションを楽しみたいという気持ちもありました。おそるおそる、値段を聞いてみると、5000バーツと主張するのです。
いかんせん、手持ち資金はホテル代を差し引いて2500バーツしかありません。残念ながら・・・?!・・・答えはNoでした。
おっちゃん大激怒
すると、さっきまでニコニコしていたおじさんが豹変し、狂ったように激怒しはじめました。
*賭博破壊録 カイジ 人食いパチンコ編2 アンコール刊行 より引用
おっちゃんの英語をよく聞き取って見ますと、どうもホテルの値段は、本来ならもっと高いらしく、差額分について自腹を切った!と主張するのです。
んで、なんで自腹切ったのかというと、レディーマッサージを受けると、おじさんにバックマージンが入るからです。すなわち、3000バーツが突然、1000バーツになったのは、レディーマッサージを受けることが前提の値段だったわけです。
どうも私が、yes yesを連発している時に、その旨を了承していたらしく、おっちゃんからすると私はインチキをしたことになるのです。
おっちゃんはすごい勢いで、レディーマッサージを受けないなら3000バーツ払え!と主張してきました。
おっちゃんの怒りは収まりません。タイというアウエーでは何をされるかわからない・・・私は激怒したおっちゃんの勢いに圧倒され、ついに3000バーツを払ってしまいました。
初日にして資金の大半を失う
こうして私は空港に降りて、ものの30分で資金の大半を失い、残り500バーツ(1500円)で過ごすことになったのです。
まあ考えても仕方がありません・・・
とりあえずは、清潔なベットの上で寝ることができるわけです。
後は野となれ山となれ。私は旅の疲れと、体の国際交流ができない残念さを噛み締めながら、ゆっくりと寝てしまいました。
このネガティブな体験が、人生を決定づける決断のきっかけになるとは、この時点では考えてもいませんでした。
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・川島達史 1981年生まれ
・公認心理師 精神保健福祉士 心理学大学院修了
・社交不安症専門カウンセラー
・ご相談はこちらからお待ちしています
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